んん
2004年4月14日ときは現代。私はあるビルを訪れる。そのビルは四角く箱型で空にそびえ立つ40階建ての超高層ビル。たくさんの人々が訪れどうやらここは観光スポット・ショッピングセンター・学習塾などの若者が集まる集合ビルのようだ。私はここに地上40階にある屋上の花畑を見にやってきたようだ。一緒にいるのは見たことも無いが仲良しの友達。そして事件はおきた突然ビルが揺れだし軍服を着た男達が町を占拠。地上40階の私達は取り残された。ビルの構造は非常に複雑だったのだがなんとかして非常階段を発見した。でもそこは・・・。
そうまさに地獄への階段。そこはビルの中央に位置していて地上数百メートルの吹き抜けの周りに階段がついているのだ。恐る恐る仲間達とそして取り残された若者達で降り始める。何回まで降りたろうか分からない。そのとき突然階段から各階へつながる通路の扉が閉まり始める。みながパニックになる。そのうち扉は全部閉まり私達は完全に取り残された。絶望にくれる仲間達・・・そしてまたもや強い揺れ、もうだめだ・・・そう思った瞬間、壁から床が現れ始め私達の階は一つのフロアになった。そのとき「さぁゲームの始まりだ」と何処からとも鳴く声が・・・スッと入り口らしくところから謎の男が現れる。その男は白いスーツを着て右腕にはなにか光るものが見え、それを振りかざしながら私達を手招きする。フラフラッと隣にいた沙織さんがそちらに歩き始める。自分も何がなんだか分からないうちにそちらに引き寄せられるように進んだ。彼は「ココから次のステージだ」と言い放ち、このフロアにいた私達を別の階段に招いた。その階段とは・・・片足がやっと乗る小さな振り子の向こうには床、そして下に続く階段。どうやらこの振り子に乗って渡れということらしい。順番に通過していく。前にいた沙織さんも下の階へ無事渡ったようだ。姿は下のほうに消えて行った。次は私の番。タイミングを合わせ振り子に足を掛けた瞬間気付いた。床がない!すでに遅かった焦って向こう側にジャンプ一番!しかし着地した床は傾いている!すぐに反対側に飛ばなければ地上に叩きつけられて即死だ。他の仲間達も何人かはここで命を落としたのか?すぐさま反対側を見ると斜めの床があった。そこに仲間達が。「飛べ!」その声に押され傾いた床から斜めの床に上半身だけ乗り上げる。掴もうと床に開いている穴を探す。穴は何個かあるが掴まっていられそうなのはたった一つ!!これだ!手をその穴に入れた瞬間なんと傾いていた床が直角に。とっさにこの穴を見つけれなければあの世行きということか。そのうち床はまっすぐに。そして下のフロアに。そこはさらに過酷な地獄絵図だった。パニックになった者同士を戦わせてゲームをさせている。あるものは拳銃、あるものはナイフ、私達はその中に飛び込まざるを得ず、部屋に入る。誰もが敵、全員が全員を殺そうと必死だ。自分達の仲間は床を転がったり迫る相手を交わしながら脱出の機会をうかがう。あそこだ!全員で協力してエレベーターに似た脱出口をこじ開け下へ降りて行く。ビルの外に出た!しかしビルの外も荒れ果て兵士のような格好をした男たちが列をなして我々を探し回っている。最悪だ。この町から脱出だ。
場面は変わってここは警察署。何事もない平和な刑事課。そこに刑事部長へ連絡が「何?若者の変死体発見の通報が続出している?」「しかも身体の傷ではなく精神的ダメージで死亡だと?」刑事はなにか組織ぐるみの犯行?または特定薬物の副作用による死亡?などと考えていた。
「よしこれでみんな助かった!」横にやっと二人並ぶくらいのトロッコ電車のような山道を走る小型列車で逃げようとその列車に乗る。逃げ切ったか・・・そう思ったのもつかの間追っ手は我々を追跡していた。周りを取り囲む飛行船のようなものに包囲されたが列車は追跡の追っ手を振り切る勢いでどんどん進む、そのうち目の前に不気味な大きなトンネルが現れた。まさか!?・・・ふと気付くとまたあの白いスーツの男が!なんと空を自由に飛び、高笑いをしている。そして「逃げれると思うか?」と。列車はトンネルの入り口から急速にジェットコースターのように暗い闇の中に落ちていく!落ちながら私は体が急に軽くなる。そして周りに星くずのようなものがキラキラ光っているのに気付く。高速で落ちながらである。もうしかして沙織さんの狐につままれたような妙な行動、さっきの突然のトンネルの出現、この白いスーツの男が空を飛ぶなんて、コレは現実じゃなくて何かに精神をコントロールされているんじゃないか?と思う。現に体が軽くなったわけじゃなくて、今、私は浮遊している。抜け出せる!そう思った自分はありったけの精神力で自分の記憶を呼び覚ます!「ハッ!」気付くと私は暗い部屋の一室に機械のようなもので固定され後頭部には何かが埋め込まれて線でつながっていた。周りを見ると同じような機械に仲間達が入れられている。どうやら私達が通っている塾で占用されていたというかいつのまにか昏睡状態にされて精神に入り込まれてコントロールされていたようだ。「よしみんなを助ける!」そして後頭部の線をむりやり引きちぎり見つからないように静かに立ち上がるのだった!
そのころ警察ではこの塾の周辺が怪しいということで捜査を開始した。どうやら変死体の原因はこの塾に関係があるらしい。そしてあの白いスーツの男がこの事件の鍵だ。
4/14朝の悪夢・終
そうまさに地獄への階段。そこはビルの中央に位置していて地上数百メートルの吹き抜けの周りに階段がついているのだ。恐る恐る仲間達とそして取り残された若者達で降り始める。何回まで降りたろうか分からない。そのとき突然階段から各階へつながる通路の扉が閉まり始める。みながパニックになる。そのうち扉は全部閉まり私達は完全に取り残された。絶望にくれる仲間達・・・そしてまたもや強い揺れ、もうだめだ・・・そう思った瞬間、壁から床が現れ始め私達の階は一つのフロアになった。そのとき「さぁゲームの始まりだ」と何処からとも鳴く声が・・・スッと入り口らしくところから謎の男が現れる。その男は白いスーツを着て右腕にはなにか光るものが見え、それを振りかざしながら私達を手招きする。フラフラッと隣にいた沙織さんがそちらに歩き始める。自分も何がなんだか分からないうちにそちらに引き寄せられるように進んだ。彼は「ココから次のステージだ」と言い放ち、このフロアにいた私達を別の階段に招いた。その階段とは・・・片足がやっと乗る小さな振り子の向こうには床、そして下に続く階段。どうやらこの振り子に乗って渡れということらしい。順番に通過していく。前にいた沙織さんも下の階へ無事渡ったようだ。姿は下のほうに消えて行った。次は私の番。タイミングを合わせ振り子に足を掛けた瞬間気付いた。床がない!すでに遅かった焦って向こう側にジャンプ一番!しかし着地した床は傾いている!すぐに反対側に飛ばなければ地上に叩きつけられて即死だ。他の仲間達も何人かはここで命を落としたのか?すぐさま反対側を見ると斜めの床があった。そこに仲間達が。「飛べ!」その声に押され傾いた床から斜めの床に上半身だけ乗り上げる。掴もうと床に開いている穴を探す。穴は何個かあるが掴まっていられそうなのはたった一つ!!これだ!手をその穴に入れた瞬間なんと傾いていた床が直角に。とっさにこの穴を見つけれなければあの世行きということか。そのうち床はまっすぐに。そして下のフロアに。そこはさらに過酷な地獄絵図だった。パニックになった者同士を戦わせてゲームをさせている。あるものは拳銃、あるものはナイフ、私達はその中に飛び込まざるを得ず、部屋に入る。誰もが敵、全員が全員を殺そうと必死だ。自分達の仲間は床を転がったり迫る相手を交わしながら脱出の機会をうかがう。あそこだ!全員で協力してエレベーターに似た脱出口をこじ開け下へ降りて行く。ビルの外に出た!しかしビルの外も荒れ果て兵士のような格好をした男たちが列をなして我々を探し回っている。最悪だ。この町から脱出だ。
場面は変わってここは警察署。何事もない平和な刑事課。そこに刑事部長へ連絡が「何?若者の変死体発見の通報が続出している?」「しかも身体の傷ではなく精神的ダメージで死亡だと?」刑事はなにか組織ぐるみの犯行?または特定薬物の副作用による死亡?などと考えていた。
「よしこれでみんな助かった!」横にやっと二人並ぶくらいのトロッコ電車のような山道を走る小型列車で逃げようとその列車に乗る。逃げ切ったか・・・そう思ったのもつかの間追っ手は我々を追跡していた。周りを取り囲む飛行船のようなものに包囲されたが列車は追跡の追っ手を振り切る勢いでどんどん進む、そのうち目の前に不気味な大きなトンネルが現れた。まさか!?・・・ふと気付くとまたあの白いスーツの男が!なんと空を自由に飛び、高笑いをしている。そして「逃げれると思うか?」と。列車はトンネルの入り口から急速にジェットコースターのように暗い闇の中に落ちていく!落ちながら私は体が急に軽くなる。そして周りに星くずのようなものがキラキラ光っているのに気付く。高速で落ちながらである。もうしかして沙織さんの狐につままれたような妙な行動、さっきの突然のトンネルの出現、この白いスーツの男が空を飛ぶなんて、コレは現実じゃなくて何かに精神をコントロールされているんじゃないか?と思う。現に体が軽くなったわけじゃなくて、今、私は浮遊している。抜け出せる!そう思った自分はありったけの精神力で自分の記憶を呼び覚ます!「ハッ!」気付くと私は暗い部屋の一室に機械のようなもので固定され後頭部には何かが埋め込まれて線でつながっていた。周りを見ると同じような機械に仲間達が入れられている。どうやら私達が通っている塾で占用されていたというかいつのまにか昏睡状態にされて精神に入り込まれてコントロールされていたようだ。「よしみんなを助ける!」そして後頭部の線をむりやり引きちぎり見つからないように静かに立ち上がるのだった!
そのころ警察ではこの塾の周辺が怪しいということで捜査を開始した。どうやら変死体の原因はこの塾に関係があるらしい。そしてあの白いスーツの男がこの事件の鍵だ。
4/14朝の悪夢・終
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